熊本大地震で急増!?車中泊でエコノミー症候群を防ぐ方法

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車中泊でのエコノミークラス症候群の防ぎ方

2016年4月14日を皮切りに、毎日のように続く大きな地震が熊本を中心とする九州地方を襲い、多くの人が車中泊を余儀なくされています。

 

古い木造住宅だけでなく、町の役所やマンションまでもが大きな被害を受けたり、大きな土砂災害も起こり、いつ起こるかわからない地震により、家の中では安心して眠れないためです。

 

そこで、多くの人はプライベートな空間も確保できる車の中で夜を過ごすことになるわけですが、残念な事に車中泊が原因でエコノミークラス症候群を発症しな亡くなってしまう方まで出てしまいました。

 

建物の中は危険、避難所はプライベートが保てない、そもそも空きが無い、外は寒いし安心できないとなれば、おのずと車の中で過ごす時間も増えてしまうでしょう。そんな車中泊を余儀なくされた際に知っておきたいエコノミークラス症候群を防ぐ方法をご紹介します。

 

エコノミークラス症候群って何??

 

まずはエコノミークラス症候群とは何かを説明しましょう。

 

エコノミー症候群とは別名、静脈血栓塞栓症という肺に血の塊である血栓が詰まってしまう症状を指します。

 

狭い空間や身動きの取れない場所で同じ姿勢を取り続けた際に、体内の血液の循環が悪くなり、足の静脈などに血栓が出来てしまい、それが血管を通して肺に送られる事で肺の動脈を塞いでしまいます。発見が遅れた最悪の場合、死に至るような大変危険な状態になります。

 

数年前にサッカー元日本代表の高原直泰選手が代表戦の帰りの飛行機で発症し、表舞台から長期離脱せざるを得なくなった際に注目されました。このことから、エコノミークラス症候群がお年寄りや女性だけでなく、どんな人でも発症のリスクがある事がわかります。

 

ただし、一般的には男性よりも女性の方がなりやすいというデータがあります。今回の地震で亡くなられた方も50代の女性でした。

 

エコノミークラス症候群の危険なところは、一度発症が起こると、自ら助けを求める事も出来なくなってしまう点です。その為、未然に発症を防ぐことが大切になるのです。

 

特に、大地震の被災地などではトイレを我慢しなければならない状況や、水分補給する事が出来ない等の理由でいつも以上に発症率高まります。

 

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車中泊でのエコノミークラス症候群の予防法

 

車中泊は地震の被災地だけではなく、車での仮眠時や長距離旅行の際などでも必要になる事がありますので、エコノミー症候群を予防する方法は覚えておいて損はないでしょう。

 

寝るスペースを最大限に確保しよう

 

まず、車内に荷物が多い場合はできるだけ寝るスペースが確保できるように整理しましょう。
被災地から避難している場合には車内に荷物があふれている場合も少なくないでしょうが、盗まれる危険が少ないものに関しては外に出したり車の下に置くなどしてください。さらに、シートはできる限りフラット、もしくはそれに近い状態にまで倒します。

 

足は必ず伸ばす事

 

軽自動車などで足を完全に伸ばせ無い場合には、足元に段ボールなどの台になるものを置き、そこに足を乗せられるようにします。脚が曲がった状態が長時間続くと血流が非常に悪くなりエコノミー症候群の発生率が高まります。

 

 

水分補給はこまめに

被災地において水の問題は大変深刻ですが、できる限りしっかりと水分を取るようにしてください。体内の水分量が不足すると、血液の濃度が濃くなり、血栓が作られやすい状態になってしまいます。

 

締め付けの強い衣服で寝ない事

ジーパンやスパッツなど体を締め付ける恐れのある衣服では寝ないでください。血液循環が悪くなる原因となります。楽に切ることができるゆったりとした服装で眠るようにしましょう。

 

 

また、眠っていなくても車の中で同じ体制を続けた事でエコノミー症候群を発症してしまうケースもあります。

 

そのような事にならないためには、こまめに足を動かす意識をする必要があります。

 

車のシートに座りながら車内でできる方法としては、踵とつま先を交互に地面につけるように動かしたり、足踏みしたり、足首をくるくる回すなどが効果的です。また、直接ふくらはぎを手で揉み込む事でも血流の改善が見込めます。

 

足は第二の心臓と呼ばれるように、血液を体全体にいきわたらせるポンプのような役割があります。そのポンプが車の中のような狭い空間では一切の役目を果たせなくなってしまう為、自ら意識的に足を動かす事がエコノミークラス症候群を予防する為には重要です。

 

さらに、エコノミー症候群とは別に、一酸化中毒の危険が車中泊には存在する為、エンジンをかけて眠る場合には寒くても少し車の窓を開けるようにしましょう。

 

今回取り上げた車中泊でのエコノミー症候群の予防法はバスや電車、飛行機での睡眠時においても同様に使える方法ですので是非覚えておきましょう。

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